本文へジャンプ

かばんのすずきは天然皮革のみを取り扱いしております。
革にまつわるまめ知識をご紹介します。


天然皮革と合成皮革


 革は、大きく2種類にわけられます。
天然皮革合成皮革です。

 合成皮革は、石油を原料として人工的に造られた革です。
整型が容易で、コストが安いといった利点があります。

最近の合成皮革技術の進歩で、
風合いは天然皮革に近いものも登場しました。
 しかし、耐久性では天然皮革の足元にも及びません。

また、合成皮革は温度変化にも弱く、
暑いところではしなっとなり、
寒いところではひび割れてしまうと言われています。

 一方、天然皮革は、ご存知のように動物の皮を整型したものです。
 
もっとも一般的なのが
牛革(カーフスキン)で、
その他に、豚・コードバン(馬)・オーストリッチ(ダチョウ)
トカゲ・ワニ・象などがあります。

それぞれ特徴があるものの、総じて、独特の風合いを持ち、
伸縮性と耐久性に富んでいます。
 
天然皮革は、手入れさえよければ数十年の使用に耐えます
(もとは何十年も生きる動物の皮膚なので、当然といえば当然ですね)。
使っていくうちになじんできて、さらに風合いを増していく
といった楽しみも、天然皮革ならではです。
 
難点は、コストが高く、加工がしにくいこと。
 そのため、同じ製品でも、業者の技術レベルによって、
仕上がりに差がでてきてしまうのです。





かばんのすずき